【前編】ポケモンカード(ADV〜DPt)で公式大会そこそこ勝ち進んだ話
どうも、こんにちは。
ツイッターでちょっと盛り上がったんですが、昔のポケモンカードの話ってブログでちゃんと書いたこと無かった気がするのでここで書きます。
身バレ怖いんで若干嘘入ってますが、許してね。
というか10年以上前の話なので、自分でもあんまり覚えていないんですが。
手元にあってすぐ見つかったプロモーションカード達。
PCGプレイヤーズの特典だったりカードボックス購入特典だったり。
パルキアが無いのは、Lv.Xの下としてデッキに入れて使ってたからです。
右下の勝利のメダルというのは、店舗大会だったりで優勝しないと貰えないやつです。
ジムチャレンジと入ってるカードが、大体店舗大会の参加賞ですね。
左下の化石2セットはバトルロード(当時の全国大会)の当日参加の参加賞みたいですね。
バトルロードは確かプレイヤーズに登録していると事前予約で抽選で出場出来るのと、当日に会場に行って予選会を勝ち上がると参加出来るという2回チャンスがあったと思います。
春、夏、秋で三回あって各大会で上位に入るとWCSに出場出来るんだったかな?
あとはWHFとかポケパークの中にポケモンカードのブースがあって、そこで大会があったりもしました。
なので、毎週末にジムチャレンジの大会に出て、数ヶ月に一回大きな大会に出るというかんじでした。
10枚もあるマナフィはバトルロードとバトルフェスタってやつの参加賞、ひかるミュウは旧裏ですがコロコロコミックの購入特典、あとはまあ、みたいな。
マナフィなんでこんなにあるのか私も覚えてないんですが、多分バトルロードって三回ありましたけどその年の参加賞は全部これだったんじゃないですかね?
あとは予選参加と予選突破で同じカード貰えたり、本戦出場特典だったりでこんなにあるのかな。
あと多分ですが、これ私一人のじゃなくてもう一人一緒にやってた人のも混じってますね。
あとはプロモでもないんですが、個人的に好きなカード達。
δ種バンギラスは雷震バンギラスexのやつが有名ですが、私はこっちの炎鋼の方が好きですね。
バンギラスには珍しくエネルギー加速系のポケパワーがあったり、わるいバンギラスデッキにも入れられるので。
左上はクレセリアLv.X、相手のexポケモンを倒すとその瞬間サイド3枚引いて勝てるという壊れカード。
真ん中がルギアex、後で説明しますが壊れカード。
左のミュウexはお互いの場のポケモン全ての技を使えるという使い方によってヤバいやつ。
左下のオオタチは、当時私の周りでは誰も注目してませんでしたが必要エネルギー無しで山札から好きなカード2枚サーチという強性能。
ちなみに進化前のオタチは仲間を呼ぶで山札から種ポケモンをベンチに出せるので、進化させなくても有用。
下のエネコロロexは別に超強いわけではないですが、エネコロロ史上最も輝いてる気がする。イラスト可愛い。
ここから本題なんですが、ポケモンカードっていうのはレギュレーションがころころ変わるゲームで、その環境によって流行り廃りも変遷していくわけなんですが。
まずは三世代ポケカを語る上でカメルギに触れないわけにはいかないでしょう。
カメックスexのエナジーレインは、ダメカン1個のデメリットと引き換えに1ターンであらゆるポケモンに何個でも水エネルギーを付けることが出来る強力なカードです。
旧裏面のカメックスも似たような能力を持っていますが、あっちは水ポケモンにしか付けられなかったという違いがあります。
カメックスexは二進化ポケモンなので本来は時間をかけて育てる必要がありますが、ふしぎなアメというトレーナーカードを使うことですぐに進化させられます。
旧裏のポケモン育て屋さんに似てますが、違う点は一進化ポケモンも進化させられること、そして種ポケモンを出したターンでもすぐに進化させられるということです。
カメルギに限らず、あらゆるデッキで使われる超必須カードです。
ルギアexのエレメンタルブラストは、3色のエネルギーを3枚トラッシュというデメリットの代わりに200ダメージを叩き出すことが出来ます。
当時のポケモンカードで一番HPが高いホエルオーexのHPが200なので、実質一撃必殺技となります。
普通は3色のエネルギーを付けた上で3枚トラッシュというのはなかなか使いにくいんですが、カメックスexのエナジーレインと組み合わせることで1ターン目から200ダメージを出すことも可能になります。
しかも、連発可能であるという点がカメルギが強いと言われる所以です。
銀の輝きという強力なポケボディーも持ってるんですが、これは正直おまけ程度です。
ホロンのレアコイルは、本来はホロンのコイルから進化する通常のポケモンです。
しかし特殊能力として、エネルギーが付いたポケモンに対してそのエネルギーと交換で手札から付け、レインボーエネルギー2個分として働く特殊エネルギーとして使うことが出来ます。
ちなみにホロンのマルマインも同じ効果です。
これを上記のカメックスex、ルギアexと組み合わせることで
エナジーレインで水エネルギー付与→ホロンのレアコイルを手札から付与し水エネルギーを回収→エナジーレインで水エネルギー付与
という流れで、20ダメージと引き換えに水虹虹という3枚のエネルギーが付いたルギアexが出来上がります。
これにより1ターンでエレメンタルブラストを撃てるようになりました。
更に、ホロンのレアコイルはポケモンのカードなのでトラッシュからの回収手段も豊富にあり、山札からのサーチ手段も豊富にあり、ホロンのマルマインと合わせて4枚も入れることが出来るのでエレメンタルブラストを速攻で安定して毎ターン撃つことが出来ます。
そして、レインボーエネルギー2個分をほぼノーリスクで付けられるということはルギアex以外にも無限のコンボが考えられるのがカメルギの強みです。
最初の頃に紹介したミュウexで状況に応じてベンチの技を撃ち分けたり、フーディン☆の技でハガネールexの土石流を撃ったりとにかくパターンが無限にありますが、核となるのは結局カメックスex、そしてホロンのレアコイル(マルマイン)ですね。
ちなみにホロンのポワルンというカードも全く同じ効果なんですが、ポケモンカードというゲームは最初に山札7枚を引いたときに手札に種ポケモンがある場合必ず出さなければいけません。
また、種ポケモンが居ない場合引き直しが無限に出来ます。(引き直しの度に相手は山札から追加でドロー出来ますが)
ホロンのポワルンは種ポケモンなので、最初の引きでポワルン1枚しか来ずに出さざるを得ない事故が起こる可能性があります。
バトル場に出してしまったらエネルギーとしては使えないですし、そもそも出してもどうしようもないので引き直しが出来るホロンのレアコイル(マルマイン)安定です。
当時のルールは先行プレイヤーはサポーターを使用不可、山札からのドローもありませんでした。
それでもふしぎなアメは使えたので、条件は厳しいですが相手の場が一匹しか居ない場合は先行1ターンキルも可能な点から、カメルギは非常に多くのプレイヤーが使用していました。
まあ、カメルギの場合は必要カードが多いのでどちらかと言うと後攻を取ってサポーターで必要カードを集めての1ターンキルが主流でしたが。
カメルギのスピードに付いていく為に当時のハーフデッキは1ターンキル前提なものが多かったですが、その中でもカメルギの次に多かったのが前にも紹介した拡張パック「金の空 銀の海」のハッサムexを使った単デッキです。
ちなみにルギアexも同じパックですが。
このデッキは、ストライク2枚とハッサムex2枚以外にポケモンのカードが入っていません。
こうすることにより、ルール上必ずストライクがバトル場に出た状態から始まります。
また、技ぶんしんによりもう一枚のストライクも勝手に来るのでサポーターにウツギ博士の育て方を入れておけばポケモンのサーチは事足りるというデッキです。
ウツギ博士の育て方は、山札からexポケモンを含む進化カードをサーチ出来るサポーターです。
ここで、先行を取った場合について考えると、カメルギが1ターンキル出来るパターンは
ゼニガメ/カメックスex/ふしぎなアメ/ルギアex/水エネルギー/ホロンのレアコイル
という6枚を最初の7枚のドローで引き当てる必要がありました。
一方で、ハッサムex単デッキはストライクは確定で来るので残りは
の3枚を引ければ良いことになります。
ブーストエネルギーは、進化ポケモンにしか付けられませんが無色エネルギー3個分として働きます。
ターンの終わりにトラッシュしなければいけませんが、これを使えば1ターン目からハッサムexがふりおろすを使うことが出来ます。
ふりおろすは基本50ダメージと低めですが、相手が進化ポケモンなら+30ダメージ、自分のHPが半分以下になるとポケボディー危険色で+40ダメージと最終的に120ダメージになります。
ちなみに初手で相手がゼニガメのみだった場合は50ダメージでも殺し切れるので、カメルギに対しても勝ち筋があるカードです。
何よりカッコいい。
他にもいくつか有名なデッキはありましたが、自分で使ってないのは覚えてないので……
カメルギの天下は封印の結晶が登場するまで続きます。というかそれでも続きますが。
封印の結晶は三世代ポケカ最後から二番目の拡張パック「きせきの結晶」で登場した、お互いの場のポケパワーポケボディーを封じるカードです。
お前は出るのがあまりに遅すぎた……
DPシリーズ登場以降もカメルギは使用可能だったんですが、この封印の結晶とDP1のエンペルトを組み合わせた封印エンペというのがカメルギ対策としてそこそこ流行っていました。
ちょっとあまりに長くなったんでここら辺で切って、残りは後半で語ろうかと思います。
次回、私が使っていたスタンダードデッキの解説とDPシリーズ以降の話とか。