ランクバトルで解禁されるパラドックスポケモンについて考えるPart1
どうも、こんにちは。
ランクバトルシーズン1が終了しましたが、シリーズ2よりパラドックスポケモンが参加可能になることが発表されました。
1月から始まるのはシーズン2ですが、どうやらシーズン3からをシリーズ2と呼ぶようです。
紛らわしいのはやめていただきたい。
ということで、パラドックスポケモンが使えるのは2月1日〜4月1日の期間のシリーズ2になります。
それ以降も使えるのかは現時点では不明。
正確にはパラドックスポケモンの内、コライドンとミライドンを除いた14体ですね。
スカーレット限定パラドックス
共通の特性として古代活性を持っています。
天候が晴れ又は持ち物がブーストエナジーの時、一番高い能力が上がるというUBのビーストブーストに似た特性です。
注意点として、能力ランクが上がるわけではなく能力に補正がかかるだけという点。
また、参照する最も高い能力は特性発動時の能力ランク込みで計算される点。
倍率は素早さが1.5倍、それ以外は1.3倍。
能動的に発動するならブーストエナジーを持たせることで場に出た瞬間に発動する他、晴れパに組み込むことで活躍が期待されます。
以下、個別解説。
・イダイナキバ
地面/格闘
115-131-131-53-53-87
物理アタッカーとして高性能な種族値配分とそこそこの素早さを持つ。
タイプは初の複合でインファイト、ぶちかましと威力120命中100の安定技を一致で使えるので雑に強そう。
数値とタイプ受けしにくいもののスカーフを持つことで流行りのサザンサーフゴーに強く出られそう。
地味に岩1/4悪1/2なのでバンギラスの天敵になることが予想されるので流行ってほしくない。
・サケブシッポ
フェアリー/エスパー
115-65-99-65-115-111
高速高耐久低火力という珍しい種族値配分。
タイプはサーナイト、ブリムオンなどと同じながらムンフォを覚えずマジカルシャイン止まり。物理はじゃれつく、サイコファングがある。
元が初代出身だからか三色ビーム、三色パンチなど覚える技範囲は広い上に積み技はビルドアップ、瞑想、ド忘れを覚えてパーティによってカスタマイズ性能が高い。
両壁、ステロ、アンコール、電磁波、トリック、各種天候技などを覚えるので先発しての起点作り型やダブルでのサポートが強そう。というか絶対に強い。
挑発を覚えれば完璧だった。
再生技が眠るだけだが元が硬いので食べ残しだけでも充分そう。→一応ねがいごともあった。
・アラブルタケ
草/悪
111-127-99-79-99-55
モロバレル以上の耐久値、キノガッサ並みの火力のやつがキノコの胞子まで覚えるんだから弱いはずがない(確信)
やどりぎは無いものの光合成があり、晴れで発動する特性とのシナジーが良好。
タイプ的には虫四倍ながら半減6無効1と悪くなく悪ゴーストの一貫を切れるので需要は高そう。
遅めの素早さを補う不意打ち、草分けをタイプ一致で使えるのでアタッカーとしても適性があり、サブウェポンもインファイト、じだんだと最低限あるのでまさしく高耐久のキノガッサといったかんじ。
・ハバタクカミ
ゴースト/フェアリー
55-55-55-135-135-135
ウツロイドを更に極端にしたような高速特殊アタッカー。
ミミッキュでご存知のようにカエンジシ以外の全てのポケモンに等倍以上を取れる通りの良さがあるのでこだわり眼鏡でシャドボムンフォしてるだけで雑に強そう。
ゴーストのくせに鬼火を覚えないのが数少ない良心的ポイント。
Sにブーストかければドラパルトをも抜く最速ポケモンになり得るが物理耐久が紙なので影打ち不意打ちには注意かも。
・チヲハウハネ
虫/格闘
85-135-79-85-105-81
種族値的には素早さ以外は同タイプであるヘラクロスの完全上位互換。
格闘アタッカーがサブウェポンとしてよく持つ岩技が無いのが難点ながら元がガモスだからか鬼火、朝の日差しなどを覚えるので害悪戦法しても強そう。
けたぐり、ローキック覚えるけどどうやって蹴るの?
野生で歩いてるのが地味に可愛い。
・スナノケガワ
電気/地面
85-81-97-121-85-101
良く言えばバランスが良い、悪く言えば特徴が無い種族値。
素早さ101は昔なら偉かったけど今は100族があまり居ないので……まあ、遅いよりは良いよね。
他のパラドックスと比べると見劣りするだけで腐っても準伝説級なので一般ポケと比べたら全然強そう。
例によって電磁波、ステロがあるので起点作りとして有用。
・トドロクツキ
ドラゴン/悪
105-139-71-55-101-119
今作の目玉ポケモン。
他のパラドックスが合計570の準伝級なのに対してこいつは合計590な上に無駄も少なめの種族値配分。特性込みで実質600族以上かも。
サザンドラとは同タイプながら物理アタッカーという点で差別化。
悪くない耐久種族値から竜舞羽休めと、往年のメガボーマンダを彷彿とさせる。
ワイドブレイカー、バークアウト、追い風などダブル適性も高そうで使用率上位を独占するポテンシャルがある。
フェアリー四倍弱点ながらテラスタル次第ではどうとでもなるか。
地味に専用技扱いのスケイルショットで攻撃しながらSを上げられるので突撃チョッキ型が流行ると見た。
ここまで書いてて思ったんですが、あまりに強いのが多すぎて対戦環境がパラドックスだらけになるような気がするんですけどそんなこと無いですかね?
パーティに1体までみたいな規制が無いと既存ポケモンが全部駆逐されそうなんですけど。
晴れパでないと実質特性か道具を縛ることになるとは言え、一番弱そうなスナノケガワでさえとりあえず入れるだけで仕事出来そうなポテンシャルがあるように思います。
長くなって疲れたのでバイオレット編は明日以降に書きます。
↓次回↓