何故ゾロアークはルカリオになれなかったのか?
どうも、こんにちは。
まずそもそもなんですが、映画内での扱いにも差があると思います。
ルカリオはアーロンもかっこいいし、波導の演出もかっこいいし映画自体良かったです。
ただマサトにチョコ貰うシーンは必要だったのかどうか。
ゾロアークの方はテレビ放送のをチラっと見ただけなんですが、どっちかと言うとゾロアとかセレビィがメインみたいなところありますからね。
デザインはかっこいいと思うんですが、映画では母親の優しさみたいな側面が強く描かれてたのでその印象が強く、あまりデザインと合ってなかった気がします。
ゲーム内の扱いですが、ルカリオは当時唯一の鋼/格闘タイプ。
準専用技の波導弾も使い勝手が良く、神速など強力な技も覚えるので種族値以上に活躍出来ました。
一方でゾロアークは、ルカリオが通常のストーリー内で入手可能なのに対してBWでは映画配信のセレビィが無いと手に入らなかったので持ってないという人も多かったかもしれません。
悪単タイプ、高速紙耐久アタッカーながら攻撃も特攻も中途半端でどちらかに特化させても微妙なかんじに。
火炎放射を覚えますが、アブソルも使えますしドンカラスは熱風がありますし特に珍しいわけでもない。
専用技のナイトバーストは強力ですが、命中などの関係から悪の波動が使われることも多い。
そんなどこかにいるような悪タイプポケモンではあるんですが、結局ゾロアークの最大の個性は専用特性のイリュージョン。これに尽きます。
パーティに入れておくだけで初手での相手の行動をある程度制限したり、意表を突いた奇襲が出来ます。
ただ、パーティ見えてるんで警戒されますし現環境だと初手ガルーラからの猫騙し安定みたいなことになっちゃうんですよね。
でも五世代からの相棒のゲンガーが強化されてるので六世代ではゾロアークも相対的に強化されていてワンチャン無いことも無いと思います。
ゲンガーの弱点である悪、ゴースト、エスパー全てをゾロアークが半減or無効化し、ゾロアークの弱点である格闘、虫、フェアリーをゲンガーが全て半減という相性補完の良さ。
ゾロアークの場合、単純な相性補完と言うよりもゲンガーに化けることで擬似的に耐性を増やすかんじですね。
上手く使えば剣の舞、悪巧みを安全に積むことも出来ると思います。
というかそうでもしないとアタッカーとしては貧弱で話にならない。
かなり玄人向けというか、パーティの枠割いてまで入れるかどうかっていうポケモンですよね。
ルカリオはメガ進化も貰ってますし公式お気に入りポケモンなので今後も強化されていくと思いますが、ゾロアークにもメガ進化やっても良いんじゃないかなぁとか思ったり。
特性はネオイリュージョン(仮)で手持ちの一番後ろのポケモンに完全に変身するとか。
メタモンと違って自分のポケモンに化けられる代わりに道具が持てないのと自身がメガ枠食うのでメガポケモンにはなれないですが、初手だけゾロアークの技が使えるので悪巧みニンフィアとか色々と面白いことが出来そうだと思うんですが。
というか映画の副題にまでなってるのに今の扱いは異常ですよね。
今後もリザードン、ルカリオあたりを推していくんでしょうが、ゾロアーク好きな子供達も全国に居ると思いますしルカリオ並の待遇を与えてあげても良いんじゃないかなーとか思ったり。
北米限定のヘド爆ゾロアーク配布とかいうのもありましたけどね。