S振りの意味、耐久振りの意味とは?

どうも、こんにちは。

自分は最近、役割論理について思うことがあります。

それは"ヤケモンは正しいけどヤーティは正しくない"ということです。

またそういうこと書くと各方面から怒られそうですが、あくまでポケモンはじゃんけんの勝負なんだなということを実感することが多いんですよ。

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一般的にポケモンにおいて、ダメージは乱数が絡みますが素早さだけは実数値が上回っていれば絶対に先行が取れて優位に立てることから、S振りが最も重要視されます。

一方で、不利な相手に無理して突っ張らずに有利なポケモンに交代しようというのが役割理論です。

それを更に発展させ、常に交代戦をし続けるならばS振りより少しでも繰り出し回数を増やし相手に負担をかける為に耐久と火力に特化したのが役割論理です。

同じ役割理論でも逆に有利な相手に受け出しを続け相手の交代際に回復を挟んで自分のサイクルを半永久的に回し続け、相手を一方的にじわじわ削るのが受けループの考えですね。

何が言いたいかというと、結局それぞれの戦略の相性であって、これという最強は無いんじゃないかってことなんですよ。

ヤケモンは、交代戦をしている限りはS振りよりも耐久面で強いので理論上は強いです。(S振りのくせに多少不利でも相討ちに持ち込めるポケモンが昨今は多いのでなかなか理論通りにいかないですが。今はボルトスイクンガルガブゲンあたりの対面構築が主流ですからね。)

ただ、完全なヤーティでははっきり言って受けループに対して特別な対策をしない限り勝てません。

向こうはほぼ無限にサイクルを回せて、ヤーティ側は回復ソースを持たないので一方的に削られるからです。

特殊でラッキーを突破出来るヤケモンはまず居ませんし、物理もカバムドーあたりを突破しようとしたら必然力ではなくかなりの運命力が必要になると思います。

ヤザンとか両刀山田とか一部なんとかなりそうなヤケモンも居ますけどね。

 

話を整理します。

ヤーティは、交代戦に持ち込み相手のS振りを無駄にさせて得た耐久と火力のアドバンテージを武器にしています。

受けループは、その特化した火力を受け切るだけの耐久を確保して、攻撃するときは砂嵐やステロ、毒、地球投げなど定数ダメなのでヤーティの耐久振りを無駄にさせてアドバンテージを得ています。

AS振りの相手でもHA振りの相手でもステロなら8回、猛毒なら6ターンで倒れるので耐久振りを無駄にさせるとはそういう意味です。

受けループは、ダメージソースを定数に頼っているが為に耐久振りのポケモンには強いですがS振りの相手を倒すのにも同じだけの時間がかかるので、上から広い技範囲で叩くことに特化したようなパーティには"相対的"に弱いです。

ボブリアスを倒すのにもヤットレイを倒すのにも同じだけのターンがかかり、その間に受けるダメージが違うので。

極論言えば、S振りで耐久を捨てているのに何を出しても受けるダメージは同じなので、交代戦に付き合ってくれなくなるんですよ。一匹出しておけば数ターンは暴れられる保証が付いてるので、受けきれないほどに積み技で火力上げられたりするとどうにもなりません。

ヤーティはどうなのかって話ですが、補助技を持たないので上記のような両刀ヤケモンでないと普通に受け切られてしまうので結局サイクルを回すしかないんですよね。

本来の役割範囲が狭くなったりするので全ヤケモンを両刀には出来ないですし。

ということで、S振り(汎用理論、対面構築など)←ヤーティ←受けループ←S振りというじゃんけんになっているのではないかという意味で「ヤケモンは正しいけれどヤーティは正しくない」と発言しました。

ヤーティって限定じゃんけんでグーしか持ってないような状況ですよね。

環境にチョキが多ければ良いですけど、パーが増えてくれば最強ではなくなります。

ただ、グーも必ず一定数必要なのも事実。

勝とうと思えば環境に合わせてパーティを変えることですが、穴を無くすということで言えばそれぞれの理論のポケモンを組み合わせるのが一番なのでは?

高速アタッカー二匹、耐久振りアタッカー二匹、受けorサポートポケ二匹というのがやっぱりバランス良いんじゃないですかね。

まあ、先に述べたように今は多少の相性差をなんとかしてしまう強力なアタッカーが多いので対面構築が主流になっています。

ガルーラにグロパンされたり、受け出しでスイクンに零度されると一瞬でサイクルが崩壊するので。

よくヤーティでガルーラはヤサイドンで見るって言いますが、交代際のグロパンから次の地震は耐えませんからね。

ゴツメナットレイとかいうヤロテスタントでも使うか怪しいポケモンでも良くて相討ちです。

でもガルーラは別格としても、メガヘラやギルガルドなどヤケモン向きで強いポケモンも増えたのでアロー、ゲッコウガ、バシャあたりに夢特性を与えなければ正直ヤーティの評価ももっと高かったかもしれないですよね。

受けループは音技の身代わり貫通や天候の弱体化を受けて五世代より弱ってますが。

 

結論を言えば、強さとは相対的なもの。大きく見ればじゃんけん。

なので、S振りも耐久振りも正しい!(はず)

今日は酔っぱらいの戯言なので自分の主張が正しいかどうか自分でも自信が無いけど。

後で読み返して「うわーわけわかんないこと書いてるよ」とかならないように祈ります。