ジョウトオープン環境考察【ジョウト編】
ジョウトオープンの個別解説第二回です。
前回
しかし新地方、強者揃いなので質では負けていないと思います。
やることはスカーフor眼鏡噴火と決まっているが、金銀までで受け出しが利くポケモンは少ない。
臆病眼鏡貰い火噴火はH振りスイクンでも確定二発。
竜舞アタッカーであり、力づくで更に火力強化される。
技範囲は滝登り+冷凍パンチがほぼ確定となるので熱湯が使える水ポケモンで対策出来るが、こちら側からもお願い火傷になる上に身代わり張られると辛い。
可愛い枠。
メガ石無しなのでお見通し+スカーフトリックが確定で決まる。
相手の技をロックした上で後続に繋ぐ。
怒りの前歯があるので火力は無いが最低でも半分は削れる。
130族。
耐久そこそこ、火力そこそこ、小技上手。
陽気鉢巻ブレイブバードは意地っ張り鉢巻ファイアローのブレイブバードとほぼ同火力。
催眠術、怒りの前歯、天候変化とアタッカーの他にも何でも出来るので選出段階で読み違えると不利になる。
数少ない物理飛行枠なのでかなりの使用率が予想される。
水/電気の良複合タイプ。
更に特性で二タイプを無効化する。
十中八九は蓄電だが、電気ポケモンとしての役割を考えると水ポケモンに強い貯水も有り。
今回は地味に不意打ちも使える。
輝石を持てばかなりの耐久があり、悪巧みで火力強化出来る。
天の恵みはエアスラッシュが無いのでフルで活かせないが、原子の力やトライアタックなど面白い技も多い。
害悪殺しのマジックミラー。
恐らくトップメタになるラッキーを毒+羽休めで完封出来る。
追い風、トリックルームとS操作技二つ覚えるのでサポートに向く。
説明不要の物理アタッカー。
オボン腹太鼓、鉢巻型などが存在。
一部、草食も居るので草ポケモンでは安定した対策にはならない。
草/毒なら大体勝てる。
雨パの中核。
トノスタンとしても強く、今回のトップメタ。
滅びはあまり有効ではないが、ラス一対面で輝石ラッキーだろうとなんだろうと問答無用で勝つことが出来る。
素早い草タイプ。
宿り木、身代わり、威張る、アンコールなどエルフーンに似た使い方が出来る。
悪戯心ではない代わりにエルフーンには無い眠り粉も使える。
ヌオー
今回唯一の水/地面複合。
天然で相手の積み無効で一方的に蓄えるで耐久を上げられる。
水枠は選択肢が多いが、ランターンと並んで電気に強い点、そのランターンに強い点が特徴。
エーフィ
ネイティオ同様マジックミラー持ち。
壁張り、高速アタッカーとしても使えるので汎用性が高い。
ブイズらしく欠伸、願い事、バトンタッチなど補助技も多いので型が幅広い。
火力は一致イカサマで強化される。
エーフィ同様に補助技豊富。
貴重な悪ポケモンかつ、金銀までで唯一の悪戯心持ち。
電磁羽休め、一致いばサマ、バクア、追い風、挑発となんでもこなす。
輝石持ちで最低限の耐久も保証され、自分より速い悪戯心持ちは居ないので確実に挑発される前に上から挑発を入れられる。
高火力アタッカーなら殴り勝てるが、最低でも電磁波を入れられてしまい威張る運ゲーに持ち込まれる。
わりと真面目に対策が取りにくい今大会屈指の害悪。
普通なら輝石は回ってこないが、今回はあまりにゴーストが少ないのでワンチャンある。
煉獄で実質50%の火傷が祟り目と相性が良く、物理耐久の補助にもなる。
海外で使用禁止になった最強のポケモン。
最低でも一匹は持っていくポテンシャルを持つ。
苦手なゴーストが少ないので非常に動きやすい。
鋼/虫の良耐性に頑丈持ちで確実に仕事をする場作りポケモン。
ステロ、毒菱、撒き菱、両壁、電磁砲と数々の場作り技を備える。
後攻ボルチェン、一致ジャイロ、大爆発と場作り後も腐りにくい。
蛇睨み天恵頭突きの麻痺るみの使い手。
ゴースト、鋼が少ないので頭突きの一貫性が高い。
高い物理耐久とそこそこの攻撃力。
大体が輝石サイドンの劣化になってしまうが、タイプ耐性と輝石枠を使わない点で差別化。
フェアリー枠であり威嚇枠。
いつの間にか強化を重ね、第一線で戦えるだけのポケモンになった。
技範囲は広いので舐めていると殴り負ける。
説明不要のアタッカー。
金銀から新シリーズが出る毎に強化に強化を重ねてトップメタに上り詰めた。
メガ無しでも充分な火力と耐久であり、積みも出来ればサイクル戦にも強い。
ツボツボ
殻だけ強くて中身が柔らかいポケモン。
フォレトスに続き頑丈で確実に耐えて場作りする仕事人。
ステロの他にねばねばネットを持つのが特徴。
虫/格闘の物理アタッカー。
技範囲が広く、止まりにくい。
ほぼ必須となる格闘枠の中でも最有力候補。
よって、今大会使用率上位が予想される。
メガ無しなので火炎玉根性型かスカーフ自信過剰が基本になるが、状態異常対策として根性でも他の持ち物もあり得る。
ニューラ
ゲンガーより速くゲンガーに強い高速紙耐久アタッカー。
輝石を持ったところで大した耐久にはならないので、襷を持ったテンプレのマニューラと同じ使い方が一番強いと思う。
襷カウンターから悪い出癖で相手の道具を奪うトリッキーな動きも。
A130族でありながら根性一致空元気まで使える。
火力指数はかなり高いが、鈍足のわりに耐久が高いわけでもない点がネック。
ノーマル技の一貫性は高い。
輝石持ち候補の中ではそこそこのアタッカー性能、一撃技を持つ。
ニューラ同様、ミニマンムーとしての使い方が主か。
オクタン
ムラっけ両刀アタッカー。
能力上昇値次第で相性の不利もひっくり返せる。
前座から麻痺を撒くことでオニゴーリのような戦略的な使い方も。
銀バージョンの伝説ポケモンになる予定だった。
鋼/飛行の唯一無二の良耐性、物理受けとして素晴らしい種族値配分。
鉄壁もあり、物理アタッカーでまともに突破するのは不可能に近い。
二匹しか居ないドラゴンの一匹。
ニョロトノと組んで環境トップに君臨することが予想される。
雨パのすいすい特殊アタッカーの他、六世代ではスナイパー確定急所型も考えられる。
1.5倍のノーリスク流星群を連打されるのはなかなか辛い。
高い物理耐久、物理火力。
特殊相手も頑丈で一回は動ける。
がむしゃら+礫もあり、一致地震もあり、相手すると対処に困るポケモン。
ステロ撒きも出来るアタッカー。
ポリゴン2
金銀時代のトップメタ。
今大会でも輝石持ちの有力候補であり、アタッカーとしての性能も高い。
対策必須ポケモン。
あらゆるコンボが使える最強のポケモン。
安定した対策は無いが、ドーブルより遅いポケモンは基本的に胞子orダークホールの餌食と考えて良い。
ピンクの悪魔二匹目。
今大会、輝石持ち候補が多いのでラッキーの代わりに使われる可能性も高い。
基本的に特殊で突破は不可能、のんびりしていると小さくなるからハメられる。
物理の格闘ポケモンか毒技持ち毒ポケモンがパーティに一体は欲しい。
高速電気特殊アタッカー。
零度スイクン対策としてノイコウが有力候補の他、眼鏡アタッカーやスカーフクラウンライコウも考えられる。
あとは普段のレートでも見る積み構築における壁ライコウ。
今大会トップメタとなる一匹。
三犬の中で神速を最も有効に使える。
親分から貰った聖なる炎もあり、アタッカーとしては高い耐久も合わさり突撃チョッキ持ちが多いと予想。
間違いなく今大会のトップメタ。
過去作が解禁されると毎回零度スイクンが話題になるが、零度スイクンに強いノイクンも増えるのでスイクン全体の絶対数は物凄いことになる。
零度スイクン対策だけだと普通の瞑想スイクンなど相手に詰んでしまい、その逆もまた然り。
パーティ単位での対策が必須になるポケモン。
二匹の600族の一匹であり、トノグドラに対抗出来るポケモンであり、受けループの中核であり、私の相棒ポケモン。
場作りから物理アタッカー、両刀アタッカー、特殊アタッカー、特殊受けと幅広く活躍する。
ラッキーやポリゴン2のおかげで格闘が増えると予想されるので動きにくくはなるが、逆に格闘を誘いやすいので格闘に強いパーティ構築が求められる。
今回も一部抜粋にしたつもりなんですが、非常に長くなってしまいました。すみません。
トップメタって何回言うんだって話なんですが、正直蓋を開けてみるまで何が多いのかって確定しないので、とりあえず対策してないと詰むポケモン達には注意すべきですね。
特に輝石ラッキー、零度スイクンあたり。
あとは多くのポケモンが過去作からカウンターを覚える為、物理アタッカーを使っていると思わぬところで痛手を受ける可能性があります。
また、メガ石無しなのでこだわりトリックや叩き落とすの一貫性が非常に高いのが今大会の特徴ですね。
パーティ考察はまた今度やりたいと思います。