改めて見るギャラドスという優秀すぎるポケモン
どうも、こんにちは。
卵技無し、孵化歩数短いと育成初心者に優しいイケメンポケモンギャラドス。
最近またギャラドスが増えてるという話ですが、このポケモン改めて見てみると優秀ですよね。
タイプ水/飛行
種族値95-125-79-60-100-81(合計540)
特性 威嚇/自信過剰
あの500円で売られてたコイキングがこんなに強くなるなんて!
でも正直、子供の頃の自分はギャラドスにそんなに魅力を感じていませんでした。
何故なら三世代までのまだ水タイプ技が全て特殊だった時代、ギャラドスの高いAを活かすには飛行技を使いたいところなのですが、肝心の飛行技を覚えない!
一応ガチ環境の人達の中ではめざ飛行ギャラドスなるものが使われてたみたいですが、当時小学生の自分にはそんなもの手に入りませんでした。
そして小学生特有の三色ビーム=最強という思考。
10万ボルトで四倍弱点を取られるギャラドスなど、論外だったのです。
同様に冷凍ビームで四倍を取られるカイリュー、マンダ、フライゴンあたりはドラゴン=最強理論により何故か使われていましたが。
時代は四世代になり、ようやく滝登り、アクアテールという物理一致技を手に入れました。
あと地味に飛び跳ねるを習得。あんまり使われないけど。
この頃は三値も知ってて厳選もしてたんですが、ギャラドスは使ってなかったですね。
そもそも、飛行っていうよりドラゴンなんじゃないか?というモヤモヤが私の中にあったのです。
水ドラゴンなら弱点一つだし、一致逆鱗使えたら強いのになーと思ってました。
時代は五世代BWになり、私が初めて育てたのがゴツメギャラ。
腕白ではなく意地っ張りで、どちらかと言えばヤャラドスに近い型を使っていました。挑発とか入ってたけど。
ここで初めて気付く……地面無効、格闘半減という物理受けとして優秀な耐性に!(回復技が無いので正確には流しですが)
水ドラゴンは確かに弱点が少なく等倍範囲も広いのでアタッカーとして優秀なんですが、耐性が少ないので受け出ししにくいんですよね。
それはそれで全く違う厨ポケになっていたと思いますが、やはりギャラドスの一番の特徴はカスタマイズの自由度。
それを生み出しているのは絶妙な種族値バランスと水飛行の耐性ですね。
ギャラドスは私の中では調整必須ポケモンで、耐久も火力も素早さもパーティによってミリ単位での調整が必要だと思ってます。
特攻を除いて全てが高水準ながら尖っているわけではなく、ガブリアスのようにこれという安定の型が存在しないからです。
例えばS無補正の準速で133と最速70族にわずかに届かず、一舞で最速130族にわずかに届かないというギリギリの数値。
かと言って最速にすると竜舞を採用するならオーバースピード気味になってしまいます。
この辺が調整の余地を残したギャラドスらしさなかんじがしますね。
六世代でメガギャラ、突撃チョッキの登場により更にギャラドスというポケモンの戦略幅は広がりました。
メガギャラは水悪になり半分別ポケになりますが、一致物理技が無いところは同じ。かと思ったらORASで噛み砕く習得しました。
私は六世代で8体くらい育てましたが、 一番のお気に入りは耐久に厚く振った竜舞身代わりのメガギャラですね。
あとヤーティ使ってるとヤャラドスには本当にお世話になります。
一匹で仕事しすぎて過労死するとよく言われてますが、普通のパーティに入れてもヤャラドスは強いです。
ガブリアスがいつの時代もトップに君臨し続ける主人公なら、ギャラドスは歴代シリーズお馴染みキャラの立ち位置ですかね。
初代から通じてトップになったことは無いけど、ほぼ常に強ポケ。
かなりおいしいポジションなポケモンだと思います。
良調整というか、よく見るわりにそこまで嫌われてないですよね。
人によって型も違うので、たまに竜舞からメトロノーム飛び跳ねるとかされると焦る。
ボーマンダも耐性、種族値的に似たようなお仲間なんですが、最大の違いは氷四倍か電気四倍かということ。
氷弱点はガブ、ランドロス、カイリューなどのメジャーポケモンにかなり多いので物理アタッカーも特殊アタッカーもサブウェポンとしての採用率が高いです。
一方で電気四倍はギャラドスくらいで、かつてはブルンゲル対策だったりでそこそこ採用されていましたが今はギャラピンポイントなところが大きいと思います。あと一応マリルリとか。
スイクンは不一致電気技程度じゃ受けきられて逆に起点にされるし、岩とも範囲被るので電気は少し優先度低いと思います。
総合的に見て、強ポケながら幅広い使い方が出来る良調整のポケモンです。
600族を大卒とするなら、工業高専の卒業生くらいの使い勝手。