ゲンガーの特性が浮遊なのはどう考えてもおかしい

どうも、こんにちは。

赤緑VCを皆さんプレイされていると思いますが、初代はケンタロス地震でゲンガー倒せたので良かったですよね。

第三世代以降、特性の追加でゲンガーは浮遊になったわけですが、よくよく考えると地に足付いてるゲンガーの特性が浮遊なのはおかしい!

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ゴーストタイプの強化で恩恵を受けているはずのムウマージが全く光を浴びない原因。

それはより優秀なタイプ、種族値のゲンガーが全く同じ特性まで持っているせいだと私は断言したい。

 

ムウマージの浮遊←当然わかる

ゴースの浮遊←わかる

ゴーストの浮遊←わかる

ゲンガーの浮遊←は?

 

つまり何が言いたいかというと、ゴース、ゴーストからの流れでちゃっかりゲンガーまで浮遊をゲットしちゃってるのがそもそもの問題なんですよね。

進化前は浮遊してても、進化したら体重も数百倍(0.1→40.5)になってるしどう見ても地面に付いてんだろ!

あれ?なんかそんなポケモンが他にも居たような……

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シビルドン先輩!

五世代ではどう見ても地に足付いてるのに浮遊で叩かれまくって六世代で鯉のぼりに変わり果ててしまったシビルドン先輩じゃないですか!

 

そう、浮遊していることを自らの体で証明してくれたのはシビルドン先輩なのです。

これでシビルドン=浮遊について文句を言う人は居なくなりました。

つまりゲンガーも六世代では浮かなければいけなかったはずなのです。

ボーマンダのように吊られてでも、謎の舞空術を身に付けてでも、浮かなければいけなかった。

それなのに浮かなかったのは何故か?

それは……メガ進化で影踏みになるから!!

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そもそも浮いてたはずのゲンガーか影踏みってどういうことなんだ?って話なんですが。

メガゲンガーのデザインは、今思えば影踏みについて文句を言わせない為に「踏んでる感」を出してあるデザインだったんですね。

糞デザとか言ってごめんなさい……いや、そもそもこのデザインのせいで影踏みになったんなら、やっぱり糞デザじゃねーか!

 

浮遊してたはずなのに気が付いたら影を踏まれていた……な、何を言ってるかわからねーと思うが(以下略)

 

結局、メガゲンガーの影踏みがチートと言うより通常特性浮遊のゲンガーが影踏みになることが問題なんですよね。

エスパータイプは悪、ゴースト強化で死亡している現状。

その悪タイプもメイン技をはたき落とすに頼っている場合、メガゲンガーへの有効打としては心許ない。

メガゲンガーに対して致命傷となる地震も、通常ゲンガーは浮遊で無効な為、対面からは打てない。

これらの要因が重なってメガゲンガーの強さを生み出しています。

強みは他にもいくつもあるんですが、とりあえずここでは目を瞑ってください。

 

仮に通常ゲンガーの特性が「浮遊ではない何か」だったとします。

というか本来そうであるべきなんですが。

そうするとどうなるでしょう?

スカーフガブリアス地震でほぼ全てのゲンガーを安定して処理出来るようになります。

いや、ガブリアスでなくても地震が大安定択となるだけでゲンガー側は動きにくくなります。

浮遊→影踏みという謎の突然変異も無くなり、ムウマージとの差別化も出来てみんなハッピーな解決策じゃありませんか。

 

では何故ゲンガーの特性を六世代で変更しなかったか?

それはやはりXYは初代優遇作品、ゲンガーを強キャラとして保つ為に仕方ないことだったのです。

まあ、シャンデラの影踏み等と違って既に長らく慣れ親しまれているというのはあるかもしれないですが。

それでもあちこちの特性に仕様変更が入ったり、金銀以来のタイプ相性の変化、新タイプの追加と色々やった六世代ならゲンガーの特性も変更するべきでした。

ペンドラー夢特性は解禁されていたにも関わらず何故か変更されましたし。(こちらは微妙にアッパー調整ですが)

 

結局、今後もゲンガーの特性が変更されることはないでしょう。

メタ的なことを言えば、六世代のゲンガーの3Dグラは浮遊が存在しないポケモンスタジアム時代からの流用(オマージュ?)らしいので、そういうところもあって浮かせられなかったんだと思います。

新作サン&ムーンでは、ふわふわ浮いているゲンガーの姿が……!?